![]() Instrumentation pour interventions intravasculaires au laser
专利摘要:
公开号:WO1989011828A1 申请号:PCT/JP1989/000564 申请日:1989-06-03 公开日:1989-12-14 发明作者:Ichiro Sogawa;Shin-Ichiro Niwa;Koro Yotsuya;Takafumi Uemiya;Shin-Ichi Kanazawa 申请人:Sumitomo Electric Industries, Ltd.; IPC主号:A61B18-00
专利说明:
[0001] 一 一 [0002] 明 細 書 [0003] 血管内レーザー手術装置 [0004] 技術分野 [0005] この発明は血管内レーザー手術装置に関し、 さらに詳^にいえば、 レーザー光を用いて血管内の病変部を除去する血管内レーザ一手術 装置に関する。 [0006] 背景技術 [0007] 従来より、 例えば動脈硬化による血管の狭窄も しく は閑塞、 血栓 の形成等を除去する治療診断装置ないし洽療診断方法が種々考案さ れている。 [0008] 最も確立した治療方法はバイパス手術であり、 例えば病変部のあ る血管を患者自身の血管または人工血管に取り替えてしま う ことに より、 障害を根本的に除去するものである。 しかし、 生体を切り開 く手術を伴なうため、 生体に負担をかけ、 治療に多大なコ ス トを要 する。 また、 薬物治療も行われるが、 血栓の溶解にのみ沩果があり、 血管の狭窄や閉塞の除去は困難であつた。 一 l一 [0009] そこで、 カテーテルを体外から血管に挿入し、 病変部に到達させ、 障害の原因を直接取り除く治療が最近行われている。 [0010] 一つは、 先端にバル一ンを取り付けたパル一ンカテーテルを用い て、 病変部に到違したバルーンを膨らませ、 血管狭窄部を機械的に 拡張するものである。 しかし、 単に狭窄部を押し拡げるだけなので、 挟窄の原因となる動脈硬化病巣あるいは血栓等を取り除く ことはで きず、 短期間內に病気が再発する確率も高い。 また、 完全に閉塞し ていてバルーンを揷入することができない場合や、 動脈硬化が進み 石灰化を来した場合等には、 バル一ンを用いた治療が困難となる。 [0011] 他の一つは、 Y A G レーザー、 アルゴン レーザ一等のレーザー光 を利用する方式であり、 カテーテル先端に設けられたメ ^ルまたは セラ ミ ッ クのチップを光ファィバ先端から照射されるレ一ザ一光で 加熱し、 このチッブを病変部に押し当てて焼灼てしま う方法である。 これによれば、 病変部を取り除く ことはできるが、 光加熟パワーの 制御が難しく、 チップが過加熱になると正常な血管壁を損傷したり 炭化させたり し、 血管穿孔や新たな再狭窄の危険をもた してしま う。 また、 屈曲の激しい血管や完全に閉塞した血管であればチップ が挿入できなくなるので適用できない。 [0012] そこで、 Y A G レーザー、 アルゴン レーザ一、 エキ シマ レーザー 等からのレーザー光をファィパ先端から直接病変部に照射して病変 部を蒸散させてしま う こ とも行われている。 レーザー光は照射され た部位を直接蒸散させるので、 完全に閉塞した病変部にも使用でき, かつ、 レーザー光源の出力やパルス レーザーにおけるパルス幅やパ ルス間隔を調節する ことによ り高精度のパワーコ ン ト 口一ルが可能 である。 [0013] と ころで、 上記の直接照射型の血管内レーザー手術装置による血 管中の病変部を診断 · 治療する場台は、 以下の①から⑥の手順で行 ゎ しる。 [0014] 即ち、 ①画像伝送用ファィバおよび照明光導光用ファィバを病変 部まで挿入する。 ②照明光の波長域で損失の少ない薬液、 消毒薬、 麻酔剤等を含んだフ ラ ッ シュ液を送り込み血液と置換し視界を透明 にする。 ③病変部を透明にした状態で血管内の状態を画面に写し出 す。 ④そして、 画像伝送甩ファイバをカテーテルから抜き、 レーザ 一光照射用フアイバに入れ替える。 ⑤レーザ一光照射用 'アイパを 通してレーザー光を病変部に照射し血栓等を除去する。 尚、 この際、 必要に応じてレーザ一光の波長域で損失の少ない薬液、 消毒液、 麻 酔剤等を含んだフ ラッシュ液を送り込み血液と置換し、 照射領域を 透 にする場合もある。 ⑥レーザー光の照射により生成された廃物 を吸引する。 [0015] とこ ろ力 、 このような方法では、 レーザー照射時には、 病変部を 観察することが不可能であるため、 正確に照射できたかどうかを確 認することは困難であった。 また、 内視のみでは病変部の形態診断 しかできず、 性状の判定は困難であるため、 精度のよい診断を行う ことはできなかった。 したがって、 治療の迅速性、 安全確実性を確 保することが困難であった。 [0016] また、 手術者は上記①の操作を行った後、 ②から⑥までの操作を 独立に行っており、 操作が繁雑であり、 しかも各装置の操作を手動 で行わなければならず余分な神経を使わなければならなくなる。 — o— また、 レーザー照射時間ならびに照射タイ ミ ングをコ ン ト ロール するのは困難であり、 照射時間並びに照射タイ ミ ングを誤り、 照射 エネルギーが過大である場合には、 病変部以外の血管内壁を傷付け てしま う虞れがある。 照射エネルギーが小さすぎた場合には、 病変 部が残存し、 上記操作を繰り返す必要がある。 [0017] さらには、 従来の力テーテルは画像伝送用フアイバとレーザー導 光用フアイバを入れ替える必要があり、 迅速な手術を行う上で支障 をきたすという問題があった。 [0018] この発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、 迅速かつ安 全確実に治療を行う こ とができ る血管内レーザー手術装 Kを提 ί共す ることを目的とする。 [0019] 発明の開示 [0020] 上記の目的を達成するためのこの発明の血管内レーザ一手術装置 は、 [0021] 体内に挿入されるカテーテルからの出力光に基いて画像装置によ り血管内を表示し、 レーザー装置により病変部にレーザ一光を照射 して治療をする血管内レーザー手術装置において、 [0022] 1 )血管内に照明光を導く照明光伝送路、 [0023] 2 )血管内の像を伝送する画像伝送路、 [0024] 3 )血管内に励起光を導く励起光伝送路、 [0025] 4〉血管内の蛍光を伝送する蛍光伝送路、 [0026] 5〉血管內の病変部にレーザー光を導く レーザー導光路、 [0027] 6 )病変部の周囲に透明薬液を噴出するための蕖液導通路、 の全部、 或は一部を収容するカテーテルと、 [0028] 画像 ί云送路を通して得られる出力光に基いて内視像の形態表示を すると共に、 蛍光伝送路を通して得られる蛍光のスぺク トル分析を 行い分忻結果を表示する画像装置と、 [0029] 励起光を発生して上記励起光伝送路に入射させる励起光源と、 照明光を発生して上 Ϊ3照明光伝送路に入射させる照明先源と、 レーザー光を生成して上記レーザー導光路に入射するレーザー発 振装置と、 [0030] 透 薬液を薬液導通路に流入する蕖液噴出装置と、 レーザー照射時間、 薬液噴出時間、 および吸引時間をそれぞれ独 立して設定すると共に、 レーザー光照射、 薬液噴出、 および吸引の 順番並びに夕ィ ミ ングを設定する駆動制御部とを有するものである。 但し、 上記駆動制御装置が画像装置により内視表示および蛍光分 析する時間を設定すると共に、 内視表示、 蛍光分析順番並びにタイ ミ ングの設定を行う ものであってもよい。 [0031] また、 カテーテルは外怪 1 . 5 以下と、 細怪に仕上げる必要が あることから、 その構成要素を可能なものについては兼用とするの が良いと考えられるため、 例えば、 画像伝送路と蛍光伝送路とを同 —の伝送路で兼用する、 あるいは、 レーザ一導光路と励起光伝送路 を兼闬と し、 さらには、 励起光源とレーザー発振装置を^用とする . など、 構成要素のいくつかを兼用とするものであってもよい。 [0032] 尚、 レーザー照射条件によつてはレーザー照射によつて廃物が生 成される場合もあるため、 上記薬液導通路から廃物を吸引除去する ための吸引装置を持っていてもよい。 また、 カテーテルが廃物を吸 引するための吸引路を薬液導通路と独立に持っていてもよい。 上記の構成の血管内レーザー手術装置によれば、 カテーテルを血 管内に掙入した状態で、 画像診断装置およびスぺク ト ル診断装置に より、 血管内の病変部の.状態および性状を知ることができる。 そし て、 これらの診断結果に従って、 レーザー光の出力やパ ス間隔な どの条件を最適値に設定することができる。 そして、 レーザー光に よる治療を行う場合、 內視後そのままの状態でレーザー装置を作動 させてレーザー光による治療に移ることができる。 この場合、 レー ザ一治療と同時に内視あるいはスぺク トル測定を続けることも可能 . である。 [0033] 以上のようにして、 診断と治療とを同時に、 あるいは ϊ£行して進 行させることが可能となる。 [0034] また、 駆動制御部にてレーザー照射時間、 薬液噴出時間および吸 引時間をそれぞれ独立して設定すると共に、 レーザー照射、 薬液噴 出、 および吸引の順番並びに夕ィ ミ ングを設定すれば、 カテーテル を血管内の病変部まで挿入した後は、 薬液噴出から廃物吸引までの 処理を自動的に行うことができる。 即ち、 全体の手術時間をレーザ —照射時間、 薬液噴出時間、 および吸引時間に割り当て、 後は、 駆 動制御部により設定した順番、 且つ設定したタイ ミ ングで各装置を 駆動することにより、 手術者の操作を少なくすることができる。 ま た、 薬液噴出後のレーザー照射タイ ミ ングおよび照射時間が設定さ れているので、 健全な血管を傷付ける虞れや、 病変部が残存する虞 れをなくすることができる。 さ らには、 照明光伝送路、 画像 ί云送路、 レーザー導光路、 薬液導通路、 および吸引路の全部を力 一テルに 収容させることにより、 画像伝送路と レーザー導光路を入れ替える 必要がなく なり、 診断並びに手術を迅速に行う ことができる。 但し. 細い血管に対しては必要に応じて上記 1 )から 6 )の要素の内の一部, 或は複数を組み合わせた細いカテーテルを使用して診断並びに治療 を行う ことができる。 [0035] また、 上記駆動制御装置が画像装置により内視表示および蛍光分 析する時間を設定すると共に、 内視表示、 蛍光分析順番並びにタイ ミ ングの設定を行う ものであれば、 画像表示が予め設定されたタィ ミ ングで表示されるので、 画像装置を操作する必要がなく: なる。 図面の簡単な説明 [0036] 第 1図はこの発明の血管内レーザー手術装置の一実施例を示す概 略図、 [0037] 第 2図はカテーテル( 1 )の断面図、 [0038] 第 3図は駆動制御部(7 )のタイ ミ ングチャー ト、 [0039] 第 4図は駆動制御部のフローチヤ一トである。 [0040] 発明を実施するための最良の形態 [0041] この発明の実施例について図を参照しながら以下に説明する。 第 1図はこの発明の血管内レーザー手術装置の一実施例を示す図 であり、 第 2図はカテーテルの断面図を示す。 血管内レーザー手術 装置は、 照明光伝送路、 画像伝送路、 レーザー導光路、 フラ ッ シュ 液導通孔、 および吸引路を備えた手術用カテーテル( 1 )と(第 2図 参照)、 レーザー発振装置(2 )と、 内視画像の形態表示および蛍光 スぺク トル分析表示、 画像データの記録等を行う画像装置(3 )と、 照明光伝送路に可視光を入射する照明光源(4 )と、 フ ラ 'ソ シュ液導 通孔にフラ ッ シュ液を供給するフラ ッシュ液供給器(5 )と、 吸引路 を通してレーザー照射後の廃物.を吸引等をする吸引器(6)と、 画像 装置(3)によ り内視表示する時間および分析表示する時間、 レーザ 一照射時間、 フラ ッ シュ液供給時間、 吸引時間を設定すると共に、 内視表示、 分折表示、 レーザー発振装置(2)、 照明光源(4)、 フ ラ ツ シュ液供辁器(5)、 吸引器(6)の駆動順番並びに駆動タ イ ミ ングを 設定する駆動制御部( 7 )とを有するものである。 [0042] さ らに説明すれば、 カテーテル(1 )は、 画像伝送路(1 1 )、 画像 伝送路( 1 1 )の周囲に設けられる照明光伝送路( 1 2 )、 フ ラツ シュ 液導通孔(1 3)、 レーザ一導光路(1 4)、 および吸引路(1 5)を可 撓性のある媒体中(1 6)に固着させ、 表面を薄膜( 1 7)で被覆した ものである。 上記カテーテル( 1 )の外径は数 、 好ま しく は 1.5 in m以下であり極細径となっている。 上記画像伝送路(1 1 )は、 先端 部に対物レンズが装着されている。 特に、 高画質化を達成するため、 分散の少ない材料が用いられているとともに両端光学系の高精度化 が達成されている。 [0043] レーザー発振装置(2〉は、 レーザー光の生体組織の吸収が大きく、 また、 血液中あるいは生理食塩水等のフラッ シュ液中での減衰が少 ないことから、 効率良く病巣を除去することができる X eC 1, K r F , A r F等の希ガスハラィ ドのパルス発振エキシマレーザ一を使用す るのが望ま しい。 そして、 レーザー発振装置(2 )の出力調整は、 駆 動制御部(7 )により出力パワー、 パルス幅、 およびパルス繰返周波 数の調整により行われる。 尚、 レーザー光の出力を調整し、 ig出力 のレーザー光(紫外光領域)を病変部に照射し、 病変部からの蛍光を 画像伝送路(1 1 )を通して導き、 蛍光をスぺク トル分析することに より病変部の状態等を診断することができる。 [0044] 使用しているレーザー発振装置が紫外光領域のレーザー光を発生 するものであるため、 レーザー導光路(1 4 )は紫外光を高工ネルギ 一密度、 低損失で伝送できるものであり、 石英等の透過性に優れた 材料を用いるとともに、 端面での発熱を押さえるために端面の高精 度化処理を行っている。 照明光伝送路(1 2〉は、 可撓性に富んだ多 成分系ガラス、 プラスチック等の可視光透過材料を採用したもので あり、 画像伝送路(1 1 )の先端周囲から照明光を照射する。 尚、 力 テーテル( 1 )の先端部を病変部に誘導するのを容易にするためのコ ン ト ロールワ イ ヤをカテーテル(1 )内に収容する ことが可能であり、 カテーテル(1 )の先端部に止血 · 固定用のバルーンを設けることも 可能である。 [0045] 画像装置(3)は、 画像伝送路(1 1 )から出力された光を分割する 分割光学系(3 1 )、 分割された一方の光を C C D素子で受像する受 像部(32)、 分割された他方の光および低出力レーザー照射に応じ て病変部が発する蛍光のスぺク トル成分を取得するスぺク トル分析 部(33)、 および処理された画像信号をテレビ画面に写し出すモニ タテ レ ビ(34 )および画像を記録する V T R (ビデオテープレコー ダ〉 からなる。 [0046] 照明光源(4)は Xeラ ンプからなり、 照明光伝送路 2)に可視 光を入射して血管内に照射するものである。 [0047] フ ラ ッ シュ液供給器( 5 )はポンプからなり、 フ ラ ッ シュ液導通孔 (1 3)に結合され、 フラ ッ シュ液導通孔(1 3)を通して病変部の周 囲にフラ ッ シュ液を供給するものである。 一 U一 [0048] 吸引器(6 )はバキュームボンブからなり、 吸引口が吸引路(1 5 ) に結合されている。 そ して、 吸引路( 1 5 )を通してレーザー照射後 の廃物を吸引する ものである。 [0049] 駆勤制御部(7 )は、 マイ ク ロコ ンピュータが内蔵されてあり、 レ 一ザ一光のパルス幅、 およびバルス籙返周波数の調整を行うと共に、 照明光源(4 )、 フ ラ ッ シュ液供給器(5 )、 吸引器(6 )の駆動 ·停止 ' パワー調整等を行い、 さ らに、 画像装置(3 )の病変部表示時間およ びスぺク ト ル分析時間等を設定するものである。 第 3図に基いてさ らに詳細に説明すれば、 フ ラ ッ シュ液供给時間(第 3図 A斜線部)、 内視時間、 即ち画像装置(3 )が病変部を画像表示する時間(第 3図 B斜線部)、 低出力レーザー光照射(第 3図 D破線部)および画像伝 送路(1 1 )を通して得られる蛍光をスぺク ト ル分析する時間(第 3 図 C斜線部)、 レーザー光照射時間(第 3図 D斜線部)、 吸引時間(第 3図 E )をそれぞれ設定し、 さらに、 フラ ッ シュ液供給、 内視表示、 スぺク トル分析、 レーザー光照射、 吸引の順番並びにタイ ミ ングを 設定している。 上記スぺク ト ル分析は低出力のレーザー光に対する 病変部の蛍光を分析するものであり、 スぺク トル分析に要する時間 は、 低出力レーザー光の発射時間と対応している。 この場合、 上記 スぺク ト ル観測において、 病変部に選択的に付着する薬剤 (マーカ、 例えばへマ トポルフ ィ リ ン誘導体) を投与しておき、 当該付着部か ら発するマーカ特有の蛍光スぺク ト ルを観測して、 病変部の発見を 容易にするこ ともできる。 尚、 上記内視表示、 スぺク トル分析表示 は常時画像装置(3 )に表示させておく こ とも可能である。 [0050] 次に、 第 4図のフ ローチ ャー トを用いて、 上記血管内レーザー手 術装置の動作を説明する。 [0051] 手術者がカテーテル( 1 )を所定の血管(例えば冠^動脈)内へ誘導 する。 そして、 駆動制御部(7 )により以下のフローをスター ト させ る。 即ち、 [0052] ①フ ラ ッ シュ液導通孔( i 3 )にフ ラ ッ シュ液を送り込み、 病変部 の血液を置換して透明にする(第 3図 A参照)。 [0053] ②モニタテレビ(3 4 )に血管内を表示させる。 手術者はモニタテ レ ビ(3 4 )で観察して病変部があるかどうかを調べる。 即ち、 内視 する(第 3図 B参照)。 [0054] ③上記内視夕ィ ミ ングより遅延して低出力レーザー光を病変部に 照射し、 スぺク トル分析結果をテレビに表示させる(第 3図 C , D参 照)。 [0055] ④スぺク ト ル分析を表示後、 再度、 フラ ッ シュ液導通孔(1 3 )に フ ラ ッ シュ液を送り込み、 病変部の血液を置換して透明にし、 ⑤乇 二夕テ レビ(3 4 )に表示させ、 手術者が内視する(第 3図 A , B左側 パルス参照)。 [0056] ⑥上記内視と同時に病変部にレーザー光を照射して除去する (第 3図 D参照)。 即ち、 照射後の病変部の結果を即座に確認すること ができる。 [0057] ⑦上記レーザー照射後、 吸引器(6 )を駆動して血管内に生じた廃 物を吸引する(第 3図 E参照)。 [0058] 以上の実施例であれば、 動制御部(7 )により、 内視時間、 スぺ ク トル分析時間、 レーザー照射時間、 フラ ッ シュ液噴出時間、 およ び吸引時間をそれぞれ独立して設定し、 しかも、'第 3図および第 4 図に基いて説明した如く、 ①から⑦のフ ローに従って手術を施すこ とができるので、 カテーテル( 1 )を血篱内の病変部まで挿入した後 における手術者の繁雑な操作を低減することができる。 [0059] また、 フ ラ ッ シュ液噴出後のレーザー照射タ イ ミ ングおよび照射 時間が設定されているので、 健全な血管を傷付ける虞れや、 病変部 が残存する虞れをなくすことができる。 [0060] さ らには、 レーザー光は、 紫外線であり、 しかもパルス発振させ ているので、 生体組織の吸収が大き く、 しかも ビークパワーが大き なパルスで照射することができると共に、 照射領域周辺の熱の及ぶ 範囲を限局することが可能なのできめ細かな、 かつ精度のよい治療 が行える。 この時、 モニタ テ レ ビ(3 4 )を見ながら、 レーザー光の 照射を行えるので、 破壌が完全に行われたかそうでないかを直ちに 判断することができる。 完全でなければ、 再度レーザ一光を照射す る。 [0061] さらにまた、 レーザー光の出力を調整し、 低出力のレーザー光(紫 外光領域)を病変部に照射し、 病変部からの蛍光を画像 ί云送路( 1 1 ) を通して導き、 蛍光をスぺク トル分析することにより病変部の状態 等を診断することができる。 [0062] 尚、 この発明は上記の実施例に限定されるものではなく、 例えば、 照明光伝送路(1 2)、 画像伝送路(1 1)、 レーザー導光路(14)、 薬液導通路、 および吸引路(1 5)の全部を収容したカテーテル(1 ) に替えて、 上記要素の内の複数の要素を組み合わせた細い力テ一テ ル(1 )にすることが可能である。 [0063] レーザー発振装匱についても、 エキシマレーザーに限定されるも のではなく、 紫外光領域では、 例えば、 Qスィ ッチ N d : YAGレ 一ザ一に波長変換素子を組み合わせ、 3倍波を得られるようにした ものや、 赤外光領域では E r : Y AGレーザーなどを使用すること ができる。 [0064] ただし、 E r : Y AGレーザーを使用する場合には、 レーザー導 光路として、 フ ッ化物ガラ スファ イバーやカルコゲン化ガラスフ ァ ィパ一を使うなど、 使用されるレーザーによって伝送エネルギーが 大きく、 伝送損失が少ないフ ァィ バーを組み台わせる必要があるこ — 151— [0065] とは言うまでもない。 [0066] 励起光源についても、 必ずしもレーザ一発振装置と兼用せねばな らないものではなく、 レーザー発振装置とは独立に例えばェキシマ レーザー励起色素レーザーを使用してもよい。 その他この発明の要 旨を変更しない限りにおいて種々の設計変更を施すことが可能であ る 0 [0067] また照明光伝送路が、 上記蛍光伝送路を兼ねており、 照明光源と 照明光伝送路の間に蛍光をスぺク トル分折装置に導くための光路切 換部を有するものであってもよい。 またレーザー導光路が、 上記蛍 光伝送路を兼ねており、 上記レーザ—発振装置とレーザ一導光路の 間に蛍光をスぺク トル分析装置に導くための光路切換部を有するも のであってもよい。 上記励起光伝送路が、 蛍光伝送路を兼ねてお り、 上己励起光源と励起光伝送路の間に蛍光をスぺク トル分析装置 に導くための光路切換部を有するものであってもよい。 上記照明 光伝送路が、上記励起光 ί云送路を兼ねており、 その照明光伝送路に 入射させる光を照明光源からの照明光と励起光源からの励起光のい ずれかに切換える切換部を有するものであってもよい。 [0068] 以上のように、 この発明の血管内レーザ一手術装置によれば、 力 テーテルに、 画像 ί云送路およびレーザー導光路の両方を具備させ、 內視画像およびスぺク トル分析結果に基づき、 レーザー装置を適宜 駆勤制御して、 レーザー光を発射することができるので、 フ ァ イ バ の入替えを必要とせず、 常に診断情況を確認しながら治療を進めて いく ことができる。 したがって、 迅速かつ安全確実に病変部の治療 を行えるという特有の効果を奏する。 [0069] さらに、 この発明の血管内レーザー手術装置によれば、 駆勤制御 部(7 )により、 レーザー照射時間、 薬液噴出時間、 および吸引時間 をそれぞれ独立して設定することができ、 しか 、 レーザー光照射、 薬液噴出、 および吸引の順番並びにタイ ミ ングを設定することがで きるので、 カテーテル( 1 )を血管内の病変部まで掙入した後は、 薬 液噴出から廃物の吸引までの処理を自動的に行うことができるので、 手術者の操作を少なくすることができる。 また、 薬液噴 Β後のレー ザ一照射タイ ミ ングおよび照射時間が設定されているので、 健全な 血管を傷付ける虞れや、 病変部が残存する虞れをなくすることがで きるという特有の効果を奏する。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲 ( 1 ) 体内に掙入されるカテーテルからの出力光に基づいて画像 装置により血管内を表示し、 レーザ一装置により病変部にレーザ 光を照射して治療をする血管內レーザー手術装置において、 1 ) 血管内に照明光を導く照明光伝送路、 2 ) 血管内の像を伝送する画像伝送路、 3 ) 血管内に励起光を導く励起光伝送路、 4 ) 血管内の蛍光を伝送する蛍光伝送路、 5 ) 血管内の病変部にレーザー光を導く レーザー導光路、 6 ) 病変部の周囲に透明薬液を噴出するための蕖液導通路、 の全部、 あるいは複数を収容するカテーテルと、 画像伝送路を通して得られる出力光に基づいて内視像の形態表示 をする画像装置と、 蛍光伝送路を通して得られる蛍光のスぺク トル分析を行い分折結 果を表示するスぺク トル分折装置と、 励起光を発生して上記励起光伝送路に入射させる励起光源と、 照明光を発生して上記照明光伝送路に入射させる照明光源と、 レーザー光を生成して上記レーザー導光路に入射するレーザー発 振装置と、 透明薬液を薬液導通路に流入する薬液噴出装置と、 全体をシステム制御する駆動制御装置と、 を備えたことを特徴とする血管内レーザー手術装置。 ( 2 ) 上記駆動制御装置が、レーザー照射時間,薬液噴出時間,励起 光照射時間及び吸引時間をそれぞれ独立して設定すると共に、 レー ザ一光照射,薬液噴出,励起光照射及び吸引の順番並びにタイ ミ ング を設定するものである、 請求の範囲第( 1 )項記載の血管内レーザー 手術装置。 ( 3 ) 上記駆動制御装置が、 画像装置および/またはスぺク ト ル 分析装置により内視表示及び蛍光分析する時間を設定すると共に、 内視表示,蛍光分析順番並びにタイ ミ ングの設定を行うものである、 請求の範囲第( 1 )項記載の血管内レーザー手術装置。 ' ( 4 ) 上記薬液導通路を通してレーザー照射により牛じる血管内 の廃物を咴引するための吸引装置を備えた請求の範囲第(1 )項記載 の血管内レーザー手術装置。 ( 5 ) 上記カテーテルが、 レーザー光の照射により生成された廃 物を吸引するための吸引路を独立に有する、 請求の範囲第(4 )項記 載の血管内レーザー手術装置。 ( 6 ) 上記レーザー発振装置が、 上記励起光源としても陡用され ると共に、 上記レーザー導光路と上記励起光伝送路が同一の伝送路 である請求の範-囲第( 1 )項記載の血管内レーザー手術装置。 ( 7 ) 上記画像伝送路が、上記蛍光伝送路を兼ねており、 上記画像 装置が、 画像伝送路を通して得られる出力光に基づいて内視像の形 態表示すると共に、 やはり画像伝送路を通して得られる蛍光のスぺ ク トル分析を行い分析結果を表示する、 請求の範囲第(1 )項記載の 血管内レーザー手術装置。 ( 8 ) 上記照明光伝送路が、 上記蛍光伝送路を兼ねており、 照明 光頹と照明光伝送路の間に蛍光をスぺク トル分析装置に導くための 光路切換部を有する、 請求の範囲第(1 )項記載の血管内レーザー手 術装置。 (9) 上記レーザー導光路が、 上記蛍光伝送路を兼ねており、 上 記レーザー発振装置とレーザー導光路の間に蛍光をスぺク ト ル分析 装置に導くための光路切換部を有する、 請求の範囲第(1 )項記載の 血管内レーザー手術装置。 (10) 上記励起光伝送路が、 蛍光伝送路を兼ねており、 上記励起 光源と励起光伝送路の間に蛍光をスぺク トル分析装置に導くための 光路切換部を有する、 請求の範囲第(1 )項記載の血管內レーザー手 術装置。 (11) 上記照明光伝送路が、上記励起光伝送路を兼ねており、 その 照明光伝送路に入射させる光を照明光源からの照明光と励起光源か らの励起光のいずれかに切換える切換部を有する、 請求の範囲第( 1 )項記載の血管内レーザー手術装置。 (12) 照明光源が励起光源を兼ねている、 請求の範囲第(1 1 )項 記載の血管内レーザー手術装置。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题 US9750520B2|2017-09-05|Surgical endoscopic cutting device and method for its use US10258409B2|2019-04-16|Hybrid catheter for endoluminal intervention US10342615B2|2019-07-09|Tissue ablation and cautery with optical energy carried in fluid stream Katzir2012|Lasers and optical fibers in medicine Abela et al.1986|Laser angioplasty with angioscopic guidance in humans Buess et al.1988|Technique of transanal endoscopic microsurgery US10383690B2|2019-08-20|Medical laser user interface US3858577A|1975-01-07|Fiber optic laser light delivery system JP3179109B2|2001-06-25|間質のレーザ治療用装置 US5059200A|1991-10-22|Laser lithotripsy US4589404A|1986-05-20|Laser endoscope JP5549037B2|2014-07-16|レーザ外科装置及びその使用方法 US4418688A|1983-12-06|Microcatheter having directable laser and expandable walls US5951543A|1999-09-14|Delivery system and method for surgical laser DE60131273T2|2008-08-28|Laserapplikationssystem und methode zur verwendung im auge EP0294626B1|1993-12-15|Endoskop US6589164B1|2003-07-08|Sterility barriers for insertion of non-sterile apparatus into catheters or other medical devices CA1275450C|1990-10-23|Infrared laser catheter system US5139494A|1992-08-18|Multiwavelength medical laser method US5312396A|1994-05-17|Pulsed laser system for the surgical removal of tissue CA1280469C|1991-02-19|Method of and apparatus for laser treatment of body lumens US4658817A|1987-04-21|Method and apparatus for transmyocardial revascularization using a laser US5571130A|1996-11-05|Atherectomy and prostectomy system US6270342B1|2001-08-07|Dental laser treatment hand-piece and system US4122853A|1978-10-31|Infrared laser photocautery device
同族专利:
公开号 | 公开日 CA1324639C|1993-11-23| EP0413025A4|1991-05-22| EP0413025A1|1991-02-20|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1989-12-14| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US | 1989-12-14| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE FR GB IT LU NL SE | 1990-01-30| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1989906457 Country of ref document: EP | 1991-02-20| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1989906457 Country of ref document: EP | 1993-11-16| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1989906457 Country of ref document: EP |
优先权:
[返回顶部]
申请号 | 申请日 | 专利标题 相关专利
Sulfonates, polymers, resist compositions and patterning process
Washing machine
Washing machine
Device for fixture finishing and tension adjusting of membrane
Structure for Equipping Band in a Plane Cathode Ray Tube
Process for preparation of 7 alpha-carboxyl 9, 11-epoxy steroids and intermediates useful therein an
国家/地区
|